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がん診療支援センター

がん診療支援センターについて

がん診療支援センター

高槻病院は大阪府指定がん診療拠点病院に認定されており、さまざまな種類のがんに対する手術療法、化学療法、放射線療法などの集学的治療を行う体制が整っています。
高度化するがん治療、がん患者さんの抱える様々なニーズ、そして地域医療で果たすべき役割などに統合的かつ有機的に取り組むために、2016年4月に”がん診療支援センター”を組織しました。

センターには化学療法部門(外来化学療法室)、がん相談支援部門(がん相談支援室)、がん緩和ケア部門、およびがん登録部門があり、そこに専門知識を持つ薬剤師・栄養士・理学療法士が加わって、安心・安全ながん診療を提供するために日々活動しています。


センター長あいさつ

国民病とさえ言われるがんは、私たちにとってますます身近なものとなっています。近年がん治療の進歩は目覚ましく、治療成績も確実に向上しています。
当院は大阪府指定がん診療拠点病院として、多くの専門診療科が常に先端医療を提供する体制を整え、適切な診断と治療をタイムリーにかつ安全に行うというがん診療の基本を実践しつつ、さらにがん患者さん一人ひとりが納得し安心して治療を受けられることががん治療の要であるという信念のもと、患者さんに関わるすべてのメディカルスタッフが丁寧な説明と対話を重視した診療を心掛けています。
また、長期化するがん治療を乗り越えていくためには、体力と生活の質の維持が大変重要になります。当院では、がん栄養、がんリハビリテーションにも力をいれており、専門知識を持つスタッフが、個々の患者さんに合わせたサポートを行っています。


最適な医療をより早く、分かりやすく、そして安心して受けていただけるように、当院のがん診療支援センターはチーム力を結集して、患者さんとともにがん診療に取り組んでいきます。

がん診療支援センター長 副院長
千堂 宏義

部門案内

高槻病院で行うがん治療について





がん性疼痛への対応に関して

神経ブロックについて

がん性疼痛の治療法のひとつに神経ブロックがあります。痛み神経の信号を遮断して、痛みを感じなくさせる方法です。専門性の高い治療方法で、当院では現在対応しておりませんが、必要に応じて下記の連携医療機関にご紹介させて頂きます。難治性の痛みでお困りの方は主治医にご相談ください。


連携医療機関
  • ・大阪医科薬科大学病院
  • ・関西医科大学附属病院
  • ・第一東和会病院


他院で外来化学療法を受けられている方の緊急時受け入れに関して

当院では外来腫瘍化学療法診療料1の届出医療機関です。外来腫瘍化学療法診療料3の届出を行っている他の医療機関において外来化学療法を実施している患者さんが、緊急的な有害事象等で受診できる体制を確保しています。


連携医療機関
  • ・後藤オンコロジークリニック


セカンドオピニオン外来とは

「セカンドオピニオン外来」とは「主治医以外の医師の意見」を聞き、今後の治療に役立てていただくことが目的の外来です。現在治療されている医療機関の主治医の先生から十分説明を受けられることが大切なことですが、患者さまが十分納得して治療を受けるために、主治医以外の別の医師からも意見を聞いてみたいと思われた場合に、当院のがん薬物療法専門医等がそれを支援いたします。

たとえば、“がんと診断され手術を勧められたが、他に治療法はないのだろうか?”とか、“自分のがんがどのような病気なのかもう少し詳しく専門医から話を聞きたい”とか、“現在治療を受けている病院で勧められている抗がん剤治療以外にもっと良い治療法はないのだろうか?”などの疑問に診察室での30分程度の面談でお答えするのが、がん治療のセカンドオピニオンです。

がん治療は発展途上にあり、治療の結果には個人差が大きく、効果があるかないかは治療を行ってみなければわからない、命に係わる副作用も時には起こりうるなど、不確実な要素が多いため、患者さま自身にご自分の病気について正しく理解していただき、ご自身でより納得できる治療方法を選択していただくことが、より良い治療のために大切だと考えています。セカンドオピニオンもぜひご活用下さい。

セカンドオピニオンは予約にて受け付けておりますので、予めご予約の上、ご来院下さい。
現在の主治医の先生からの紹介状や血液検査結果、CT画像の記録されたCD-ROMやレントゲンフィルムなどの資料をご持参いただかなければ具体的な説明は困難で一般論的なお話しかできなくなってしまいますので、極力それらの資料をご持参いただきますようお願いいたします。

相談をお受けできる方

現在、他の医療機関に受診されており、がんと診断された患者さま、またはそのご家族(ご家族だけの相談も可能です)。なお、セカンドオピニオン外来では相談のみを扱い、診療行為(検査・投薬・治療など)は行いません。相談の結果当院での治療を希望された場合には後日改めて治療を担当する診療科を受診していただくことになります。

また、以下の事柄については、相談を受け付けておりませんので、ご了承の程お願いいたします。

    • 現在受診中の病院や主治医に対する苦情
    • 医療過誤および訴訟を目的としたご相談
    • 診療費についてのご相談


化学療法のセカンドオピニオン外来について

当院におきましては、がん化学療法(抗がん剤治療)に関するセカンドオピニオンを受け付けています。胃がん・大腸がん・食道がん・膵臓がん・原発不明がんなどの消化器がんを中心に固形がんの治療方針に関して、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医・日本消化器病学会専門医がご相談に応じています。(完全予約制)

対象の方

  • 別の医療機関でがんと診断され、主治医以外の専門医から治療方針に関する意見を聞いておきたい方。
  • 別の医療機関で勧められた抗がん剤治療の利点、欠点などに関して主治医以外の専門医から意見を聞きたい方。
  • 手術を受けるか、抗がん剤治療で様子をみるかなど、がんの治療方針に迷っておられる方。

その他、些細な事でも、がん治療に関することならなんでも相談に応じさせていただきます。

ご持参いただきたいもの

現在診療を受けておられる医療機関の紹介状、血液検査結果報告書、CT・MRI・PETなどの画像の記録されたCD-ROMやレントゲンフィルム、所見報告書などの資料をご持参下さい。
現在診療を受けておられる病院のデータがないと、病状に応じた具体的な説明をさせていただくことが難しくなりますので、一般的なお話しをさせていただくことになります。
より詳しく相談に応じさせていただくためにもできるだけ資料のご持参をお願いします。

セカンドオピニオン担当医師

 
午前       田村
化学療法
 
午後        

セカンドオピニオン外来の受付・相談費用

受付時間

完全予約制となっています。

費用

自費負担となります。保険適用ではありませんのでご注意下さい。

  • 30分まで11,000円(税込)、延長料金 30分ごとに11,000円

なお、相談症例によっては以下の専門的判断が必要になりますのでご了承下さい。

  • コンピューター画像診断料  2,000円(税込)

予約方法

  • 現在通院中または入院中の医療機関を通じて地域医療部(TEL:072-681-3832)あてにご予約のお電話を下さい。
  • お電話にてお伺いした後、セカンドオピニオン外来のご案内、申込書、相談同意書の3点をお送りします。
  • 申込書と主治医の紹介状(診療情報提供書)を地域医療部あてに郵送にてお送り下さい。
  • 提出された申込書の内容を検討した後に、相談実施日時、担当医等をこちらからご連絡します。

お問い合わせ

〒569-1192
大阪府高槻市古曽部町1-3-13
社会医療法人愛仁会 高槻病院
がん相談支援センター
TEL:072-681-3824(直)
FAX:072-681-3831