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指導医メッセージ

指導医からのメッセージ

高槻病院臨床研修センター長 椎名祥隆

臨床研修センター長 椎名祥隆

学ぶための基盤

臨床研修においては、正確な鑑別と診断能力・治療法の選択肢を具体的に挙げられる・確実な基本手技・患者さんとご家族への共感と寄り添い、そのほかにも適切な医療面談と診療録記載など、実に多くの習得すべき事項があります。二年間の研修期間でこれらをしっかりと身に着けるためには基盤となる能力(基本的な能力)が必要であると考えています。 私たちが考える「基本的な能力」とは・・・
1.目の前の人たちの苦しみに気づくことができる
苦しんでいる担当患者さんやご家族は皆さんよりも年上の人が多く、はじめは戸惑うかもしれません。それでも敬意をもって親身に接していくことで信頼を得ていきます。
医師の言葉や態度は、患者さんやご家族に思いのほか多くのメッセージを伝えます。

2.主体的に考え行動する
診療技能を習得するためには、主体的に目標を設定して学習・実践し、自省と改善を継続することが不可欠です。知識や技術を身につけるための準備が足りなければ患者さんの不利益につながります。忙しい研修において時間管理が上手くなければミスを誘発する恐れがあります。適正に時間と自分をマネジメマントする必要があります。

3.他の人に協力できる、他の人と協力できる
医師たちだけではすべての医療をマネジメントすることはできません。他の医療スタッフと連携し、チームとして医療を提供するために良好なコミュニケーションは今や必須な能力です。また、困っている医療スタッフや同僚を見かけたときは、ためらうことなくに声をかけて下さい。小さな助け合いがチームの力を強くし、協力することの素晴らしさを教えてくれます。現場の医療チームに溶け込み、役割の一端を担えるようになって下さい。研修医は他の医療スタッフによって育まれています。

各科指導医と臨床研修センターは、毎月開催される臨床研修委員会において、各研修医の研修目標到達度や、労働・心身の状況を報告・共有・検討し、研修医を見まもっています。
上記3つの「基本的な能力」をしっかりと意識して二年間研修すれば、初期研修に必須な知識・技術・人間性が身についていくと考えています。
みなさん、豊富な症例と熱意ある指導医のいる高槻病院で、一緒に医師の礎となる力を磨きましょう。

小児科プログラム責任者 起塚 庸

小児科プログラム責任者 起塚 庸

知識、技術、倫理観、協調性など医師には多様な能力が求められています。
大変な道のりかもしれませんが、主体的に取り組むことできっと2年後には今とは違う景色が見えるようになっていると思います。一緒に頑張りましょう。