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集中治療科・ICU

診療科紹介

集中治療科について

当院のICUIntensive Care Unit; 集中治療室)は、各診療科が治療を行う、Open ICUという体制で運営しています。重症度の高い患者さんの治療・全身管理と、高難度手術・重症例の手術の術後管理を行っています。各診療科の高い専門性と機動力を軸に、当科をはじめ重症管理に携わる様々な職種の知識と経験を集結させることで、より質の高いチーム医療を提供できるよう努めています。

2023年度からは、一般社団法人日本集中治療医学会が運営する診療データベース事業(Japanese Intensive care PAtient Database [JIPAD])に参加しています。JIPADは集中治療室入室者の重症度等の医療情報を収集し、各施設間での比較および研究を目的として2014年に開始されました。当ICUにおいても、学会から治療実績に対する評価を得て、日々の診療の質の向上に努め、日本の集中治療医学の発展に貢献していきたいと考えます。研究の詳細は、日本集中治療医学会のホームページもしくは、当院ホームページの臨床研究センターのページに掲載されていますので、御覧ください。


▲多職種カンファレンスの様子。医師をはじめ、様々な職種の医療従事者が患者さんの治療にあたっています。

ICUのご紹介

ICU多職種チームについて

ICUの多職種チームは、集中治療医、ICU看護師、診療看護師、そして重症管理の知識と経験をもつ臨床工学技士・管理栄養士・理学療法士、医療ソーシャルワーカーによって構成されています。部門を超えて密接に連携することで「患者さんお一人お一人に適した、より良い医療」を提供することを目指します。

その他の活動

ICUの集中治療医と看護師は、院内急変対応チーム(Rapid Response Team : RRT)のメンバーとして、ICU外での活動も行っています。

ICUの診療内容

●集中治療の適応となる病態

  1. 1. 人工呼吸、循環補助装置、持続血液透析など生命維持に必要な治療を要する
  2. 2. 持続モニタリングや高頻度の治療介入を要する
  3. 3. 臓器障害を有し、集中ケアを必要とする


●ICU内で行われている特殊治療

・間欠的腎代替療法

・持続的腎代替療法

・血漿交換

・エンドトキシン吸着

・大動脈バルーンパンピング(IABP

・経皮的体外循環(ECMO

・補助循環用ポンプカテーテル (IMPELLA)

・体温維持療法

など


朝のミーティングを通じて、様々な職種の医療従事者が密に連携しています。

診療実績

1.患者数

  2022年度 2023年度
入院患者 718 792
のべ患者数(管理料算定/非算定を含む) 2,793 2,990
のべ患者数(24時時点) 2,042 2,196
平均在院日数 3 2.8
退院時転帰死亡※ 46 49
病床回転率 135 132
※ICU退室後の転帰を含む


2.術後管理

  2022年度 2023年度
手術件数 487 536
緊急手術件数 106 120


3.人工呼吸・特殊治療

  2022年度 2023年度
人工呼吸器(気管内挿管、気管切開) 716 692
内,covid-19感染者(転院も含む) 17 5
IABP 6 6
ECMO 8 5
Impella 7 7
CHDF 23 30
PE(血漿交換) 3 0


担当診療科内訳

  2022年度 2023年度
消化器内科 13 12
循環器内科 130 147
不整脈内科 13 2
呼吸器内科 11 15
糖尿病内分泌内科 4 7
腎臓内科 3 3
救急科 1 -
総合内科 60 77
脳神経内科 3 4
消化器外科 187 151
心臓血管外科 133 126
呼吸器外科 34 63
整形外科 13 30
脳神経外科 68 104
泌尿器科 16 16
形成外科 1 -
小児脳神経外科 - 1
産婦人科 26 34
血液内科 2 -

スタッフ紹介

林田 恭子
氏名 林田 恭子
役職

部長

資格

心臓血管外科専門医(心臓血管外科専門医認定機構)
日本外科学会外科専門医
日本集中治療医学会集中治療専門医
日本脈管学会専門医・指導医
日本循環器学会専門医

ACCESS交通アクセス

〒569-1192
大阪府高槻市古曽部町1丁目3番13号
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