入院スケジュール |
入院スケジュールは、お母さん・赤ちゃんの状態によって延長となる場合もありますが、ここでは目安となる入院日数をお伝えします。
<入院日数(入院日当日も含む)>
正常分娩…6日間
帝王切開…9日間(原則手術前日に入院して頂きます)
入院当日に経膣分娩(正常分娩)の入院スケジュール
お母さん | 赤ちゃん | |
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入院 当日分娩 |
胎児心拍モニターで赤ちゃんの様子をみていきます。 食事は分娩食です。 分娩中は点滴をします。 ~(分娩後)~ 母子の状態が良ければ、早期母子接触のお手伝いをします。 分娩後約2時間以降、全身の状態が良ければ歩行が可能になります。 赤ちゃんの欲しがるままに授乳を行います。お母さんができるようになるまで、一緒にお手伝いします。 |
赤ちゃんが母子同室できる状態で、お母さんも育児できる状態(歩けるか)になれば母子同室になります。 |
1日目 |
血液検査 シャワーを浴びることができます。 担当助産師によるお傷の確認 |
健康診査 新生児科の医師の診察 K2シロップを飲みます。 |
2日目 | 指導・講座を受けていただけるようになります。 |
健康診査 |
3日目 |
健康診査 沐浴 聴力スクリーニング検査 |
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4日目 |
退院前診察 尿検査 体重測定 退院までにお祝い膳をご用意します。 |
健康診査 先天性代謝異常検査 沐浴 新生児科医師の退院の診察 K2シロップを飲みます。 |
5日目 (午前中) |
退院 |
健康診査 沐浴 退院 |
帝王切開の入院スケジュール
お母さん | 赤ちゃん | |
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手術日 前日 |
胎児心拍モニターで赤ちゃんの様子をみていきます。 食事は分娩食で、22時以降は絶食です。 |
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手術日 当日 |
診察・点滴を行います。 手術中、母子の状態が良ければ早期母子接触のお手伝いをします。 赤ちゃんはGCU(新生児回復室)へ入院になるので、搾乳のお手伝いをします。 |
GCU(新生児回復室)で1、2日目までお預かりします。 |
1日目 |
血液検査 お昼ごろまで点滴を行います。 創部の確認をします。 食事を開始します(時期には個人差あり) 赤ちゃんのお世話・授乳を行えるようになるまで一緒にお手伝いします。 |
(赤ちゃんが母子同室できる状態で、お母さんも育児できる状況(歩けるか)になれば母子同室となります) |
2日目 |
健康診査 |
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3日目 | シャワーを浴びることができます(状態次第では4日目になることも) 指導・講座を受けていただけるようになります。 |
健康診査 沐浴 聴力スクリーニング検査 |
4日目 |
血液検査 |
健康診査 先天性代謝異常検査 沐浴 K2シロップを飲みます。 |
5日目 |
健康診査 |
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6日目 |
退院前診察 尿検査 体重測定 退院までにお祝い膳をご用意します。 |
健康診査 沐浴 新生児科医師の退院の診察 |
7日目 (午前中) |
退院 | 健康診査 沐浴 退院 |
入院中に行う講座・指導 |
自宅に帰ってからも安心して育児ができるよう、入院中は講座や指導を行っています。
沐浴指導(希望者のみ)
産後2日目もしくは帝王切開後4日目以降体調に合わせてご参加ください。
自宅に帰って赤ちゃんをお風呂に入れるのは、初めてであれば緊張しますよね。
どんな準備が必要か、どうやれば赤ちゃんが気持ちよくお風呂に入れるか、助産師がお伝えします。
骨盤ケア講座:理学療法士(希望者のみ)
理学療法士によるお家でできる産後の骨盤ケア講座です。
妊娠・出産に伴い骨盤は緩みやすくなっていて、骨盤底筋へも負担がかかっています。
産後の骨盤痛や尿漏れなどの予防に、骨盤ベルトやストレッチ等で取り組んでみましょう。
退院後の生活について集団指導:助産師(全員)
産後3、4日目もしくは帝王切開後5、6日目に行います。
SBS(乳幼児揺さぶられ症候群についてのお話:助産師・看護師(全員)
乳幼児揺さぶられ症候群についてお話します。