1. 臨床能力の育成 経験豊富な総合内科指導医による濃密な教育体制が確立しております。疾患は多種多様です。 これまで1年間のトレーニングで、各専攻医は新内科専門医制度の必要患者数をクリアしています。 病棟診療に加え、初診外来のトレーニングも行うことができ、それに対するフィードバックもしっかり と受けられる体制をつくっています。 EBMやジャーナルクラブ、各病態について文献的考察を含めたコアレクチャーMKSAPなど多くの双方向の 勉強会も充実しています。患者ケアや医学知識だけでなく、社会や患者のニーズに応じた診療に必要な 技能(コンピテンシー)の修得を目指します。診療看護師(Nurse Practitioner)の指導体制も確立して おり活躍しています。看護師の視点からの診療から得られる学びも多くあります。
2. 臨床研究 愛仁会では独自の臨床研究委員会があります。これまで多くの臨床研究に携わられた吉川徳茂先生をはじめ、 医学統計専門家及び英国人の英文エディターによる手厚いサポート体制が整っています。 すでに愛仁会内で多数の臨床研究が開始されております。後期研修医の時期より臨床研究に携われる体制です。 国内外の発表及び論文発表も盛んに行っています。
3. 学位取得 総合医は理念として素晴らしい分野ですが、将来のキャリアパスを懸念する方も多いと思います。 愛仁会総合内科では、京都大学医療経済学の今中雄一教授のご尽力もあり、意欲があれば働きながら 博士(Ph.D.)や公衆衛生修士(MPH)を取得することができる、共同研究の体制が整っています。 臨床研究と合わせて総合医として次のキャリアパスを考えている先生におすすめです。
4.勤務体制 当直は月3-4回、当直明けは12時までの勤務を徹底しています。チーム制をとっており週1日以上の完全な休みを 確保しております。また、出産・育児などの家庭の事情に応じた個々の対応も可能です。 産休、育休を経験した女性医師もおり、ライフワークバランスについて相談することもできる環境です。 お子様がおられる場合は院内保育園(病児保育あり)も利用可能です。
5. 高齢者診療、在宅診療へのサポート 高槻病院では急性期診療だけでなく、在宅診療も行っています。急性期疾病を治す(Cure)だけでなく、 患者全体を包括的にケア(Care)することを心がけています。 豊富にいる特定行為に係る看護師を含めた訪問看護ステーションのサポートの下、在宅での継続した診療を行います。 急性期病院から在宅まで高齢患者が安心して過ごせる医療システムを構築しています。
|