2024.09.26
高槻病院では妊娠中の患者さんへのRSウイルスワクチン接種を開始しました。
RSウイルスによって引き起こされる急性の呼吸器感染症です。
2歳までにほぼ100%の子どもがRSウイルスに感染し、初回感染時や生後6ヶ月以内の感染では、細気管支炎や肺炎を起こして重症化することがあります。
妊娠中のお母さんに接種するRSウイルスワクチンです。
赤ちゃんは胎盤やへその緒を通じて抗体の一部を受け取って生まれてくるため、赤ちゃんのRSウイルス感染症に対する予防効果が期待されます。
※接種から14日以内に出生した赤ちゃんは、抗体の移行が十分でない可能性があります。
接種対象 | 妊娠28週0日〜36週6日の妊婦さん |
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接種方法 |
0.5mLのワクチンを筋肉内に接種します。 |
料金 |
33,000円(税込み) |
お申込み |
予約制ですので、産婦人科外来またはお電話でお申し込み下さい。 |
ワクチンについて詳しくお知りになりたい方は、下記の情報も参考になさってください。
・RSウイルス母子免疫ワクチンが接種可能となりました(日本産科婦人科学会)