がん患者さんを対象としたイベント「がんサロン」

今回は特別版として、高槻病院の患者さまに加え、他の病院で治療を受けているがん患者さんやそのご家族にもご参加いただきました。

船田医師（高槻病院 院長代理）の講演では、「がん診療の現状」と題し、がんの基礎知識や治療方法、治療を選択する際に必要な情報リテラシーについてお話いただきました。

理学療法士による講演ではがんと向きあうための生活習慣をテーマに、講義後に全員で「高槻もてもて筋力アップ体操」を行いました。
高槻市民に親しまれているこの体操、ご存じの方も多かったようで、一緒に楽しく身体を動かすことができました。

スペシャルゲストとして、芥川高校和太鼓部の皆さんが40名以上のメンバーと指導者の先生方とともに来場。

高校生の情熱あふれる演奏は、来場者全員に大きな感動を与えてくださいました。

ある来場者さんは「生きていて良かった」とおっしゃってくださり、医療者も、改めて患者さんのために頑張ろうと心を新たにしました。
※和太鼓部OBである、現高槻病院スタッフも、紫の衣装をお借りし参加させていただきました。

芥川高校の皆さん、本当にありがとうございました。この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。

さらに、講演や演奏の前後には、相談コーナー、各メーカーによるがんケア用品の展示も行い、患者さんやご家族に実際の製品を手に取っていただける機会を設けました。

高槻病院は、がん診療拠点病院として、今後も治療のみならず、病気に伴うさまざまなケアを含め、患者さんを全力でサポートしてまいります。