この度、Yahoo!基金「新型コロナウイルス感染症　『医療崩壊』防止活動支援プログラム」からの助成を受けまして、病理診断科にLED顕微鏡を導入することが出来ました。



購入した高解像度光学顕微鏡を、リモート診断専用機としてCCDカメラとパソコンからなる通信用機材に接続し、これを用いて常勤病理医２名が、ほぼ毎日（２〜３時間／日）リモート病理診断を行いました。病理医の出勤をほぼ半減させることで、両名の通勤負担を軽くし、新型コロナウイルス感染リスクを低減することに成功しました。
さらに副次的成果として、リモート診断導入前と比較し、診断所要日数の大幅な短縮も達成できました。

今回の助成のお陰で、当院のリモート診断システムに、想定を超える精度向上を得ることができました。
心より感謝申し上げます。有難うございました。