
2025.11.28
寝ている時に家族から「いびきをかいている」と言われたり、日中に強い眠気を感じることはありませんか?
その症状は「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」のサインかもしれません。
睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が何度も止まる病気です。この状態が続くと、高血圧や心臓病、脳卒中などのリスクが高まることもあります。
この記事では、睡眠時無呼吸症候群の症状、検査、高槻病院で検査を受ける方法、治療法についてわかりやすく解説します。
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▼ 目次 |
などの症状がある方は、内科の医師へご相談することをおすすめします。
睡眠中の呼吸の状態や、脳波などを詳しく調べる検査です。睡眠時無呼吸症候群の診断や重症度を測るために行われます。身体にセンサーを取り付けて行う検査ですので、病院に一晩入院して行うタイプが一般的です。

高槻病院の終夜睡眠ポリグラフ検査は、個室に一晩入院して行います。
パジャマやタオル、コップなどの入院セットもレンタルでご用意しておりますので、お仕事帰りやご用事の後に、手ぶらでお越しいただくことができます。※
シャワールームもありますので、翌朝そのまま会社へ出勤していただくことも可能です。
※レンタルセット・お食事をご利用の方は、検査代とは別途費用が必要です。

※1 かかりつけ医の紹介状をご持参いただかない場合は、選定療養費(初診時7,700円 / 2025年11月現在)がかかります。ご注意ください。
※2 他院などで既に簡易睡眠検査を受けている方は、再度検査を受ける必要はありません。
睡眠中に鼻に装着したマスクから空気を送り込み、気道がふさがらないようにする治療法です。最も一般的で効果が高く、重症の方にも適しています。
※定期的な受診が必要で、治療費は保険適用となります。

下あごを前に出すように調整された専用のマウスピースを就寝中に装着し、気道を広げて無呼吸を防ぎます。軽傷~中等症に方に用いられることが多い治療法です。
※歯科での作製が必要で、保険適用となる場合があります。

はい、いびきや睡眠時無呼吸症候群などの症状があり、医師が必要と判断した場合、終夜睡眠ポリグラフ検査やCPAP治療などには健康保険が適用されます。
終夜睡眠ポリグラフ検査は、身体に複数のセンサーを装着して一晩眠っていただく検査です。痛みはありませんが、多少の違和感を感じる方もいらっしゃいます。検査中に無理のないよう、スタッフがサポートしますのでご安心ください。
いびきは単なる生活習慣の問題ではなく、睡眠時無呼吸症候群のサインである可能性もあります。日中の眠気や集中力低下、高血圧などを引き起こす場合もあるため、いびきが気になる方は一度医師にご相談いただくことをおすすめします。
