DPC（包括評価）について

高槻病院は、国が推奨する「急性期入院医療の診断群分類に基づく1日当たりの包括評価制度（DPC）」を導入しています。

DPCとは

DPCとは、お薬、検査、治療等の「診療行為ごとの算定」（出来高計算）ではなく、「１日当たりの定額医療費」を基本とする計算方式です。
患者さまの傷病名の分類により、「包括評価部分」として１日当たりの点数が設定され、手術、処置、化学療法などの診療行為の「出来高部分」を組み合わすことで、医療費が計算されます。
つまり、手術やリハビリは従来の出来高での計算となりますが、お薬や検査等は１日あたりの包括点数に含まれることになります。

DPC（包括評価）方式の対象となる患者さま

主治医が、患者さまの病名や治療の内容が「診断群分類」に該当すると判断した場合に、DPC（包括評価）方式が適応されます。
該当しない場合は、従来の「診療行為ごとの算定」（出来高計算）となります。
また、DPC（包括評価）方式の適応の有無にかかわらず、高額療養費制度を利用される場合は、「限度額適用認定証」に記載の上限額が適応となります。