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初期研修 プログラム

初期研修について

私たちが目指すのは、先生方が卒後数年の間に、患者さまのあらゆるニーズに迅速、かつ適切に応えられる有能な臨床医になることです。有能な臨床医になるために必要不可欠な、

①豊富な症例
②緻密なカリキュラム
③熱意ある指導医をすべて備え、充実したプログラムを用意してお待ちしています。

臨床研修病院理念・基本方針

(理念)
研修医・指導医、そして患者さまの満足する臨床研修

(基本方針)
① 臨床研修病院として、医師の人格涵養、診断能力習得の指導に努め、優秀な医師を輩出する。
② 常に病める人と社会のために働きうる、第一線の臨床医をはぐくむ。
③ 地域ニーズに応じたプライマリーケアの能力に優れた医師を養成する。
④ 優秀な医師の育成に努めることにより、広く社会のためにより良い医療サービスを提供し、健康で豊かな生活の増進に貢献する。
⑤ 医療人としての使命を自覚し、学識・技術の研鑽と人間性の向上に努める。


研修プログラム

成人系研修プログラム

選択研修期間が26週あり、研修医の状況や希望に応じて複数の選択科を研修できます。プライマリケアに的確に対応する診療能力を養うことができます。研修医3名に対してひとりの研修担当責任指導医がおり、研修期間を通じてサポートをします。

小児科研修プログラム

将来、小児科医を目指す人を対象とした研修プログラムで、2年間に基礎的診療能力を身につけることができます。NICUや小児外科、小児麻酔の研修が可能です。

2022年度 臨床研修プログラム

研修内容

下記より選択できます。成人系コースは1~3科目、小児科コースの選択科目は2科目を基準としています。
幅広い診療科から選択することができます。

内科:34週(成人)32週(小児)

腎臓内科、脳神経内科、糖尿病内分泌内科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、総合内科を適宜組み合わせ、経験すべき症候、経験すべき疾病・病態を経験し、将来専門とする分野にかかわらず、一般的な内科診療における基本的な診療能力を身につける。

外来診療:4週

成人プログラムは、内科34週の研修で外来並行研修を2週行いブロック外来研修を2週行う。小児科プログラムにおいては、内科・小児科研修で並行研修各1週とブロック研修を2週行う。研修では症候・病態について適切な臨床推論プロセスを経て解決に導く診療指導や頻度の高い慢性疾患患者の継続診療を行うためのスキルを指導する。

救急:12週(専従8週)

指導医のもとで日勤帯の救急搬送患者の初期治療にあたり、プライマリ・ケアとトリアージの能力を身につける。また、1年目後半の当直研修、2年目からの副直において時間外救急の診療にあたり、さらに能力の醸成をはかる。

麻酔科:8週

救命処置と全身管理ができることを目標に、手術室における8週の麻酔の臨床現場を経験し、気管内挿管にはじまる手術時全身管理の基本的な診療能力を身に付ける。

地域医療:4週

へき地医療の実態を経験し、地域医療人と共に働き地域のニーズにあった医療の実際と問題点を理解する。地域の特性及び地域包括ケアの概念と枠組みを理解し在宅医療・介護福祉の現場を実践する。

外科:8週

一般外科(消化器外科)、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、整形外科、脳神経外科、小児脳神経外科、乳腺外科の研修希望により調整を行う。組み合わせて研修をすることも可能である。頻度の高い病態・疾患を経験し、一般的外科診療における基本的な診療能力を身に付ける。

小児科:4週

子どもとの意志疎通、保護者からの情報取得、子どもの成長・発達の特徴がわかるなど小児・成育医療の現場を経験し、小児科診療における基本的な診療能力を身に付ける。小児科プログラムにおいては、NICUの研修をプログラムに組み入れている。

産婦人科:4週

正常妊娠・分娩・産褥、流・早産の管理など周産期医療の現場を経験し、女性の特性を学び産婦人科診療における基本的な診療能力を身に付ける。

精神科:4週

傾聴と共感を基本とした面接技法などを学び、精神保健・医療の現場を経験し、精神科診療における基本的な診療能力を身に付ける。臨床研修協力病院(精神科病院)での研修も組み入れる。

選択科目

下記より選択できます。成人系コースは1~3科目、小児科コースの選択科目は2科目を基準としています。
幅広い診療科から選択することができます。

  • 消化器内科

  • 循環器内科

  • 呼吸器内科

  • 糖尿病内分泌内科

  • 腎臓内科

  • 総合内科

  • 脳神経内科

  • 精神科

  • 病理科

  • 消化器外科

  • 心臓血管外科

  • 呼吸器外科

  • 乳腺外科

  • 整形外科

  • 脳神経外科

  • 小児科

  • 小児外科

  • 小児脳神経外科

  • 産婦人科

  • 麻酔科

  • 泌尿器科

  • 眼科

  • 皮膚科

  • 形成外科

  • 放射線科

  • リハビリテーション科

指導体制の充実による実践的な研修

研修医は限りなく主担当医的役割を担います。そのためには指導医の役割が重要です。当院では、専攻医を含めた上級医、7年以上の臨床経験とプライマリ・ケアの指導能力を有した指導医、さらにプログラム責任者(責任医長)を配するシステムで、懇切丁寧なマンツーマンに近い教育を実施しています。

屋根瓦体制

屋根瓦体制

豊富なLecture

研修医向けのランチタイムレクチャーを週2回定期的に開催し、CPC・救急勉強会、医師以外の職種からのレクチャーも組み込んでいます。各診療科の症例検討会・抄読会も頻繁に開催され、知識・技術のバランスがとれた研修ができます。

専門医基幹プログラムの充実、継続研修が可能(専門医の育成)

2年間の研修終了後は、個人の希望に応じた進路の選択ができます。
当院は、内科・外科・小児科・産婦人科・麻酔科・病理科の6つの基幹プログラムがあります。また他の診療科においては、近隣の大学との連携病院となっており、幅広い充実した選択肢があります。

見学のお申込み

後期研修の見学をご希望の方は、下記連絡先までお問い合わせ下さい。

社会医療法人愛仁会 高槻病院
臨床研修センター

〒569-1192 高槻市古曽部町1-3-13

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