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小児科

診療科紹介

小児科について

 小児科には小児腎臓/膠原病、小児循環器、小児神経、小児アレルギーなど様々な領域をサブスぺシャリティとする小児科医が所属しています。さらにPICUには小児集中治療医4名が専従配置されています。小児外科・小児脳神経外科・小児麻酔科・整形外科・形成外科の先生方とも積極的に連携し総合的な小児医療を展開しています。市中病院であるにもかかわらず小児の多様な専門領域の医師が集まった充実した環境を作り上げ、フットワークと一体感で “All Kids’”(以下、図)の思いに根差した院内横断的な小児チームを形成しています。
 小児病棟は、小児の内科疾患から外科疾患まですべての領域を対象とした42床からなり、24時間体制であらゆる重篤な患者さんを受け入れております。幅広い専門性を持った小児科医師がそれぞれの領域の患者さんの主治医となって入院治療を行っています。
 「地域の小児医療を支えるべく、全てのこどもと家族のあらゆるニーズに応える」 この理念を込めた“All Kids’”を合言葉としてさまざまな領域の専門医、専門職が集結し、チーム医療をベースとした小児医療体制を作り上げております。小児医療に何が必要か、子供とその家族に最善に医療を行うにはどういった体制を作らなければならないか、その視点で発展したのが当院の小児部門です。

小児科について

ごあいさつ

 内科系疾患を小児科医が中心となって診療することは当然ですが、当科では小児の外傷診療のファーストタッチを積極的に行っています。そして、患者の全身状態を安定させた後に頭蓋骨骨折は小児脳外科医が担当し、四肢の骨折は整形外科医が診察するといった具合です。また、他の診療科の患者であってもこどもが熱を出せば小児科医がサポートに入ったり、処置のために必要な鎮静鎮痛は小児科医が担当したりしています。一方、小児科の患者を他科にコンサルトを依頼すると、どの医師もフットワーク軽くベッドサイドに駆けつけてくれます。診療科同士の垣根が非常に低く、スタッフ同士が「この間のお子さんの調子はどうですか」と廊下で声をかけ合うことは、当院では日常的な光景です。こどもの治療に携わる医療者のそれぞれが「小児チーム」の一員であり、このフットワークの良さと一体感こそが、シームレスな小児医療を提供する当院の大きな強みだと自負しています。

診療内容

  •  一般外来では、熱性けいれん、気管支喘息、腸炎などの一般的な小児科疾患の診療を中心に総合的な診療を行っています。その上でさらに専門的な診療が必要な場合には、各専門外来で担当しています。専門外来は、腎・泌尿器、免疫・膠原病、循環器、神経・発達、アレルギー、内分泌・代謝、在宅医療などを開設し子どもに関わる幅広い分野を充実させていきます。小児の救急診療は、小児救命救急センターとして24時間365日の対応をしています。重症疾患については関連診療科と連携して迅速な診療を行っています。


    【専門分野】
    • 小児腎臓/泌尿器分野(腎生検、排尿時膀胱尿道造影、イヌリンクリアランス、レノグラム、腹膜透析治療)
    • 小児免疫膠原病分野(シンチグラム、生物学的製剤導入:インフリキシマブ、トシリズマブ)
    • 小児循環器分野(心臓超音波検査・心臓カテーテル検査)
    • 小児神経分野(ビデオ脳波検査)
    • 小児アレルギー分野(経口食物負荷試験)
    • 小児内分泌・代謝分野(成長ホルモン負荷テスト)
    • 小児在宅医療分野(在宅呼吸器管理、経管栄養、内服調整、リハビリ)

対象疾患

  • 一般小児疾患(熱性けいれん、胃腸炎、肺炎、インフルエンザ、RSウイルス感染、突発性発疹、特発性血小板減少性紫斑病、IgA血管炎)
  • 小児腎臓/泌尿器分野(ネフローゼ症候群、急性/慢性糸球体腎炎、常染色体多発性嚢胞腎、膀胱尿管逆流症、末期腎不全、先天性腎尿路異常)
  • 小児免疫膠原病分野(全身性エリテマトーデス、高安動脈炎、自己免疫性好中球減少症、結節性多発動脈炎、家族性地中海熱) 
  • 小児循環器分野(川崎病、先天性心疾患、不整脈、血管腫)
  • 小児神経分野(てんかん、West症候群、視神経脊髄炎)
  • 小児アレルギー分野(喘息、食物アレルギー)
  • 小児内分泌・代謝分野(低身長、糖尿病、甲状腺機能低下症、先天性代謝異常症)

特色

小児・周産期医療は、当院がもっとも得意とする領域の1つです。新生児特定集中治療室(NICU)の設置や総合周産期母子医療センターの認定をはじめ小児集中治療室(PICU)を開設し、さらに2019年11月には小児救命救急センターの指定を受けております。PICUを開設する以前から救急車搬送はもちろん、他院や地域の救命救急センターからの難治例の転送も受け入れてきました。近年、小児医療では集約化の体制作りが進んでいますが、当院は小児救命救急センターの指定によって名実ともに重症症例を診る役割を担いながら、これまでと変わらず発熱などの患者様をはじめ、退院後も在宅医療を続けるこどものたちの診療を行っています。

◇小児腎臓/泌尿器分野
ネフローゼ症候群など様々な腎疾患を診療し、腎生検を5-10件/年行っております。末期腎不全小児では、腹膜透析管理も導入しております。2018年から自己免疫性好中球減少症や全身性エリテマトーデスといった免疫・膠原病診療を開始しました。2019年からは小児外科にて膀胱尿管逆流症等の小児泌尿器疾患に対する手術療法を開始しました。


◇小児循環器分野
先天性心疾患を数多く診療し、循環器専門医による心臓超音波検査・心臓カテーテル検査を行っています。また、血管腫に対するβブロッカー導入も行っております。


◇小児神経分野
入院によるビデオ脳波検査が可能です。


◇小児アレルギー分野
・食物アレルギー:問診、皮膚テストや血液検査などで原因究明に努めています。その一方で、原因食物が特定できている症例では食物経口負荷試験(日帰り入院)や食事指導や経口免疫療法を実施しています。必要最低限の除去を行うことで、誤食によるリスクの軽減や耐性獲得を目指します。
*食物経口負荷試験入院についてはこちら

・非IgE依存性食物アレルギー:新生児・乳児消化管アレルギーあるいは食物蛋白誘発性胃腸症や好酸球性食道炎・胃腸炎などが病名として上げられ最近注目されている疾患です。確定の診断のため、1泊2日で食物経口負荷試験や食物除去負荷試験によって原因アレルゲンを特定し、適切な食事指導を行うとともに必要あれば消化管内視鏡検査を行うこともあります

◇気管支喘息:呼気機能検査、呼気一酸化窒素濃度測定検査等を行いながら日本小児アレルギー学会気管支喘息・管理ガイドラインを尊重した治療を実施しています。

◇アレルギー性鼻炎:抗アレルギー薬の投与をはじめ、必要なお子さんにはスギ、ダニに対する舌下免疫療法や生物学的製剤を用いた治療を実施しています。

◇アトピー性皮膚炎:スキンケアや外用療法、環境整備の指導などを外来で行うとともに、必要があれば当院皮膚科とも連携し治療を行います。

◇小児内分泌・代謝分野
低身長、糖尿病、先天代謝異常など小児科領域の内分泌代謝疾患に関する診療を行っています。内分泌負荷試験を行い、必要に応じてホルモン補充療法等の家族指導を含め治療対応を行っています。


◇在宅医療分野
脳性まひ、神経筋疾患、発達障害などのためハンディキャップを持たれている方々を対象にしています。理学療法、作業療法、言語療法の手配、保健師、療育園、リハビリ専門病院との連絡、その他ご家庭での日常的な問題点について話を聞き、その都度解決策を模索しています。重症のお子さんがご家庭で少しでも快適に生活できるような対応をご家族と一緒に考えています。

*食物経口負荷試験について

【目的】
①食物アレルギーの診断
 食物アレルギーを疑う食物に対して、診断をする目的で行います。
②安全摂取量の確認
 食事指導・経口免疫療法を行っているお子さんで、原因食物を自宅で安全に摂取できる量を決
 定するために行います。
③耐性獲得の確認
 原因食物除去の継続が必要かどうか判断します。

【対象】
 食物アレルギーを疑うお子さんが対象です。乳児も含め低年齢のお子さんにも行っています。
【費用】
 保険診療で行います。(乳幼児医療証をお持ちのお子さんは乳幼児医療で行います)
【時間】
 平日の午前・午後それぞれ食物経口負荷試験を行っています。
【方法】
①予定量の食物を1回、もしくは2回にわけて摂取します。
 (2回の場合は1回目摂取後、1時間開けてもう1回摂取します。)
②最終摂取後2時間、症状が出ないか経過をみます。
 負荷試験中は負荷試験担当の医師・看護師がそばで慎重な観察を行います。
③2時間経った時点で、症状がなければ退院となります。

※症状が重症、もしくは2時間時点で症状が残存する場合は1泊入院となります。
※食物依存性運動誘発アナフィラキシーを疑う場合は、食物経口負荷に加えて運動誘発試験も
 行うことがあります。
※まれに最終摂取より2時間以上たってから症状が出る場合があります。退院後、アレルギー症状を認める場合は平日17時までなら小児科外来、それ以外は救急外来にご相談ください。

教育・研究

*当院小児科は、各専門分野における教育認定施設に指定されております。
  - 日本腎臓学会認定教育施設
  - 日本アレルギー学会教育認定施設
  - 日本小児循環器学会修練施設群

*当院では圧倒的な症例数を経験できるため、様々な臨床研究を推進しています。目の前の患者様へ最新の医療の還元・現場のClinical questionに基づいた研究によって医学の進歩に寄与していきたいと考えております。
・当院が研究代表施設となっている研究
 「小児呼吸器疾患に対する体外式持続陰圧装置の有効性」
 「先天性腎尿路異常におけるレニンアンギオテンシン系の関連の検討」
 「先天性腎尿路異常における慢性腎臓病進行とレニンアンギオテンシン系の関連の検討」
 「低身長小児における腎腎臓病とバイオマーカー研究 Multicenter prospective observational study」
 「発熱性尿路感染症における腎腫大と腎予後との関連の検討 Multicenter retrospective cohort study」
 「IgA腎症における肉眼的血尿に伴った急性腎障害を対象とした病理組織および臨床経過に関する研究」
・当院が協力研究施設となっている研究
 「急性脳症の多施設共同研究」
 「IgA腎症及び紫斑病性腎炎を対象とした病理組織および治療効果に関する観察研究」
 「小児特発性ネフローゼ症候群を対象としたTCR/BCR Repertoireの遺伝子解析研究」

小児科患者数(2019年度)

項目外来入院数紹介
時間内 33,089 925 2,650
時間外 4,106 1,049
合計 37,195 1,974

主な疾患の入院症例数(2019年度)

疾患名症例数
ウィルス性肺炎/細菌性肺炎 299
ウイルス性腸炎/細菌性腸炎 158
急性上気道炎/中耳炎 149
痙攣 149
アレルギー負荷試験 145
小児喘息 132
RSウイルス肺炎 101
川崎病 71
腎炎/腎盂腎炎 70
インフルエンザA/B 53
てんかん発作/重積 51
頭蓋骨骨折/頭蓋内出血 38
心疾患(心臓カテーテル検査・治療を含む) 34
アナフィラキシー 29
腸重積症 29
新生児黄疸 29
頭部以外の骨折/外傷 26
低身長症 25
その他 386
合計 1,974

診療実績

スタッフ紹介

氏名 南 宏尚
役職 愛仁会 常務理事 主任部長
専攻分野 新生児
資格 日本小児科学会専門医
日本周産期・新生児医学会評議員・同専門医・指導医
インフェクションコントロールドクター
新生児医療連絡会会長
新生児診療相互援助システム副会長
起塚 庸
氏名 起塚 庸
役職 主任部長
専攻分野 小児集中治療
資格 日本小児科学会専門医、認定指導医
日本集中治療医学会集中治療専門医
医学博士
内山 敬達
氏名 内山 敬達
役職 主任部長
専攻分野 小児循環器
資格 日本小児科学会専門医
日本小児循環器学会専門医
医学博士
谷内 昇一郎
氏名 谷内 昇一郎
役職 部長
専攻分野
資格 日本小児科学会専門医、認定指導医
日本アレルギー学会専門医、指導医
氏名 四本 由郁
役職 部長
専攻分野
資格 日本小児科学会専門医・認定指導医
日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医
新生児蘇生法「専門」インストラクター
臨床遺伝専門医、指導医
医学博士
石森 真吾
氏名 石森 真吾
役職 医長
専攻分野 小児腎臓・膠原病
資格 日本小児科学会専門医・認定指導医
日本腎臓学会専門医・指導医
日本小児腎臓病学会代議員
医学博士
今出 礼
氏名 今出 礼
役職 医長
専攻分野 小児アレルギー
資格 日本小児科学会専門医
国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)
氏名 来田 路子
役職 医員
専攻分野 小児神経
資格 日本小児科学会専門医
氏名 大西 聡
役職 医長
専攻分野 小児集中治療
資格 日本小児科学会専門医・認定指導医
日本集中治療医学会集中治療専門医
服部 有香
氏名 服部 有香
役職 医員
専攻分野 小児神経
資格 日本小児科学会専門医・認定指導医
日本小児神経学会小児神経専門医
篠本 匡志
氏名 篠本 匡志
役職 医員
専攻分野 小児集中治療
資格 日本小児科学会専門医
氏名 黒岡 佑介
役職 専攻医
専攻分野
資格
山本 和宏
氏名 山本 和宏
役職 専攻医
専攻分野 小児集中治療
資格
氏名 西田 敬弘
役職 専攻医
専攻分野
資格
氏名 三上 華奈
役職 専攻医
専攻分野
資格
氏名 髙田 めぐみ
役職 専攻医
専攻分野
資格
氏名 小野 あずさ
役職 専攻医
専攻分野
資格
氏名 江國 哲
役職 専攻医
専攻分野
資格
氏名 大多尾 早紀
役職 専攻医
専攻分野
資格
氏名 土肥 周平
役職 専攻医
専攻分野
資格
氏名 松浦 想
役職 専攻医
専攻分野
資格
氏名 河井 陽昭
役職 専攻医
専攻分野
資格
氏名 岡元 文香
役職 専攻医
専攻分野
資格
氏名 西澤 和輝
役職 専攻医
専攻分野
資格
氏名 吉川 徳茂
役職 部長(臨床研究センター長) (名誉小児センター長)
専攻分野 小児腎臓
資格 日本小児学会専門医・認定指導医
日本腎臓学会専門医・指導医
医学博士

外来担当医表

月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日
午前
一般外来
武井
服部
西田
四本
来田
江國
石森
来田
黒岡
今出
髙田
自見
内山
来田
小野
午前
専門外来
(完全予約制)
在宅ケア
四本
アレルギー
免疫
谷内

アレルギー
西田

小児神経
島川
アレルギー
免疫
谷内

発達相談
武井
小児心臓血管
根本

腎臓・膠原病
石森

アレルギー
江國
在宅ケア
四本

アレルギー
郷間

発達相談
武井
午後
専門外来
(完全予約制)
小児リハビリ
四本

心臓外来
内山

代謝・内分泌


発達相談
来田

発達
中田

乳児健診
在宅ケア
四本

小児神経
服部

アレルギー
谷内

アレルギー
今出

発達
片山

乳児健診
心臓外来
内山

フォローアップ
担当医

発達相談
武井

発達
池上

乳児健診
検査外来

予防接種

アレルギー
西野

アレルギー
(第1・3・4・5週)
水戸守

小児神経
来田

発達
岸上

乳児健診
小児不整脈
(第4週のみ)

ボトックス
(第2週)

アレルギー
榎本

在宅ケア
服部

小児神経
福井

消化器・内分泌
今出

代謝・内分泌
(第1・3・5週)

発達
長坂

発達相談
武井

乳児健診

休診・代診

記事はありません。

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〒569-1192
大阪府高槻市古曽部町1丁目3番13号
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  • JR高槻駅徒歩7分、阪急高槻市駅徒歩12分

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  • 高槻病院西駐車場、
    愛仁会リハビリテーション病院
    地下第1駐車場がございます。

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